車の維持費シミュレーション
車種を選ぶだけで自動車税・重量税・燃料費・保険料・車検費用を自動計算。年間維持費の内訳と月額コストがひと目でわかります。個人情報の入力不要、無料。
年間維持費(概算)
あなたの車の年間維持費
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円/年(税込概算)
月額平均
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円/月
1kmあたり
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円/km
費用の内訳
長期シミュレーション
5年間の総維持費
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円
節約ヒント
このツールでできること
新車を買ったときは車両価格ばかりに目がいきますが、実は車を持ち続けるコスト、つまり「維持費」のほうが長い目で見ると大きな負担になることがあります。年間30万〜70万円、10年で300万〜700万円にもなる維持費は、家計の中でも住居費に次ぐ大きな支出です。
このツールは、車種を選ぶだけで自動車税・重量税・自賠責保険を自動設定し、ガソリン代・駐車場代・任意保険・車検費用・メンテナンス費・ローンを合わせた9項目の年間維持費を一括計算します。月額・1kmあたりのコストも表示されるため、「この車を持つと月々いくらかかるのか」がひと目でわかります。
維持費と手取り収入のバランスを確認したい場合は、手取り計算ツールと合わせてお使いください。
使い方ガイド
- 車種区分を選択します。軽自動車・コンパクトカー・セダン・ミニバン・SUV・大型車から選ぶと、自動車税・重量税・自賠責保険・燃費のデフォルト値が自動設定されます。特殊な車種は「カスタム」を選んで排気量・重量を個別指定できます。
- 年間走行距離を入力します。通勤に使う場合は往復距離×年間出勤日数で概算できます。Quick ボタンで代表的な値をワンタッチ入力できます。
- ガソリン単価・駐車場代・任意保険を入力します。いずれもQuickボタンで手軽に設定可能です。
- 「維持費を計算する」ボタンを押すと、年間維持費・月額・1kmあたりコスト・費用の内訳グラフが表示されます。
- より正確な見積もりが必要な場合は「詳細設定」を開いて、燃料タイプ(EV対応)・燃費・車検費用・メンテナンス費・ローン・保有年数を調整してください。
計算の仕組み・根拠
車の維持費は大きく分けて以下の9項目で構成されています。それぞれの算出方法を説明します。
- 燃料費:年間走行距離 ÷ 実燃費(km/L)× ガソリン単価(円/L)で計算。EV の場合は走行距離 ÷ 電費(km/kWh)× 電気代単価で計算します。
- 駐車場代:月額 × 12ヶ月で年間額を算出。
- 自動車税:排気量に応じて地方税法で定められた税額。軽自動車は10,800円、2000cc以下は36,000円など。毎年4月1日時点の所有者に課税されます。
- 重量税:車両重量に応じた税額(国土交通省:自動車重量税額)。2年分を一括納付するため、年割りで計算しています。
- 自賠責保険:損害保険料率算出機構が定める強制保険料。こちらも2年分の年割りです。
- 任意保険:ユーザー入力値をそのまま使用。年齢・等級・車種・補償内容により大きく異なります。
- 車検整備費:法定費用に加え、整備工場への点検料・部品交換費を含めた1回分を2年で割って年額換算。
- メンテナンス費:オイル交換、タイヤ交換、消耗品交換等の年間費用。
- ローン:月額返済額 × 12ヶ月で年間額を算出。住宅と車のローン返済額のバランスを確認するには住宅ローン計算ツールも参考になります。
具体的な計算例
例1:軽自動車(年間5,000km・ガソリン170円・駐車場5,000円/月・任意保険4万円)
- 燃料費:5,000km ÷ 18km/L × 170円 = 47,222円
- 駐車場:5,000円 × 12ヶ月 = 60,000円
- 自動車税:10,800円
- 重量税:6,600円 ÷ 2年 = 3,300円
- 自賠責:17,540円 ÷ 2年 = 8,770円
- 任意保険:40,000円
- 車検整備:60,000円 ÷ 2年 = 30,000円
- メンテナンス:50,000円
- → 年間合計 約250,092円(月額 約20,841円)
例2:ミニバン(年間10,000km・ガソリン170円・駐車場20,000円/月・任意保険7万円・ローン3万円/月)
- 燃料費:10,000km ÷ 10km/L × 170円 = 170,000円
- 駐車場:20,000円 × 12ヶ月 = 240,000円
- 自動車税:43,500円
- 重量税:32,800円 ÷ 2年 = 16,400円
- 自賠責:17,650円 ÷ 2年 = 8,825円
- 任意保険:70,000円
- 車検整備:110,000円 ÷ 2年 = 55,000円
- メンテナンス:50,000円
- ローン:30,000円 × 12ヶ月 = 360,000円
- → 年間合計 約1,013,725円(月額 約84,477円)
※デフォルトのメンテナンス費5万円、車検費用は車種別のデフォルト値で計算した概算です。
よくある間違い・注意点
- 「維持費=ガソリン代だけ」と思い込む:最もよくある誤解です。実際にはガソリン代は年間維持費の20〜30%程度に過ぎず、税金・保険・車検・駐車場代のほうが大きな割合を占めることが多いです。
- 車検費用を毎年計算に入れてしまう:車検は新車登録から3年目に初回、以降は2年ごとです。このツールでは2年周期で年割り計算しています。
- エコカー減税を考慮していない:ハイブリッド車やEVは重量税・取得税の減税措置がある場合があります。本ツールでは標準税率で計算しているため、エコカー減税対象車は実際にはもう少し安くなる可能性があります。
- 13年超の経年車は税金が重くなる:新車登録から13年を超えたガソリン車は、自動車税が概ね15%程度重課されます(地方税法による経年車重課)。18年超の車は重量税もさらに高くなります。中古車を長く乗る場合はこの点も考慮が必要です。
- 任意保険の見直しをしていない:同じ補償内容でも保険会社によって年間1〜3万円の差が出ることがあるとされています。特にダイレクト型(ネット通販型)は代理店型より安い傾向があります。保険見直し診断で最適な補償内容を確認してみてください。
最終更新: 令和8年3月
よくある質問
軽自動車と普通車で年間維持費はどれくらい違いますか?
一般的な条件(年間8,000km走行、駐車場月1万円)で比較すると、軽自動車は年間約30〜40万円、コンパクトカー(1500cc)は年間約40〜50万円、ミニバン(2500cc)は年間約50〜65万円程度の維持費がかかるとされています。特に自動車税の差が大きく、軽自動車の10,800円に対し、2500ccでは43,500円と約4倍の差があります。
ハイブリッド車は維持費が安くなりますか?
燃料費に関しては、ハイブリッド車はガソリン車と比較して燃費が1.5〜2倍程度良いため、年間走行距離が多いほど節約効果が大きくなります。ただし、車両価格がガソリン車より30〜50万円程度高い場合が多く、その差額を燃料費の節約で回収するには5〜10年程度かかることもあります。またエコカー減税による税金の軽減措置もあります。
車検費用を安くする方法はありますか?
車検費用は大きく「法定費用」と「点検整備費用」に分かれます。法定費用(重量税・自賠責保険・印紙代)はどこで受けても同額ですが、点検整備費用は業者によって大きく異なります。ディーラーは最も高い傾向がありますが、民間整備工場やカー用品店(オートバックス等)、車検専門店(コバック等)では2〜5万円程度安くなる場合があります。
任意保険は必ず入る必要がありますか?
法律上の義務はありませんが、加入を強くお勧めします。自賠責保険(強制保険)の補償上限は死亡3,000万円・傷害120万円と限定的で、対物補償はありません。事故で相手の高級車を大破させた場合や、重度の後遺障害を負わせた場合、数千万〜数億円の賠償責任が生じる可能性があります。任意保険の対人・対物は無制限が一般的です。
駐車場代が0円の場合はどう入力しますか?
持ち家の敷地内に駐車スペースがある場合など、別途駐車場代がかからない場合は「0」と入力するか、Quick ボタンの「0」を押してください。ただし、固定資産税に駐車スペース分が含まれている場合もあるため、厳密にはゼロコストではない場合もあります。
電気自動車(EV)の場合、維持費はどう変わりますか?
EVはガソリン代の代わりに電気代がかかりますが、エネルギーコストは一般的にガソリン車の1/3〜1/5程度とされています。また、エンジンオイル交換が不要なためメンテナンス費も低い傾向があります。一方で、自動車税は排気量ベースではなく定額(25,000円程度)で、エコカー減税の対象となる場合もあります。ただし、バッテリー交換(10〜20万円以上)が将来発生する可能性があります。
関連する計算ツール
ご注意
本ツールの計算結果は概算です。実際の維持費は車種・年式・地域・走行条件・保険等級等により異なります。正確な金額は各サービス事業者にお問い合わせください。 計算は国土交通省・総務省の公開資料の情報に基づいています。