退職金3,000万円の税金と手取り
勤続35年の場合の計算結果(2026年税制)
退職金3,000万円(勤続35年)の手取り
28,687,328円
(手取り率 95.6%)
退職所得控除
18,500,000円
退職所得
5,750,000円
所得税
737,672円
住民税
575,000円
計算過程
| 退職金(額面) | 30,000,000円 |
| − 退職所得控除(勤続35年) | 18,500,000円 |
| × 1/2(退職所得の特例) | |
| = 退職所得 | 5,750,000円 |
| 所得税(復興税込み) | 737,672円 |
| 住民税(10%) | 575,000円 |
| 手取り額 | 28,687,328円 |
退職金3,000万円 勤続年数別の税額
| 勤続年数 | 控除額 | 税金合計 | 手取り |
|---|---|---|---|
| 10年 | 4,000,000円 | 4,111,834円 | 25,888,166円 |
| 15年 | 6,000,000円 | 3,674,904円 | 26,325,096円 |
| 20年 | 8,000,000円 | 3,237,974円 | 26,762,026円 |
| 25年 | 11,500,000円 | 2,473,346円 | 27,526,654円 |
| 30年 | 15,000,000円 | 1,861,869円 | 28,138,131円 |
| 35年 ← 想定 | 18,500,000円 | 1,312,672円 | 28,687,328円 |
| 38年 | 20,600,000円 | 993,262円 | 29,006,738円 |
※ 勤続年数が長いほど控除額が大きく、税金が軽減されます。
退職金3,000万円は、大手企業の部長クラスや勤続35年以上のベテラン社員に支給される水準です。退職所得控除(勤続35年で1,850万円)を大きく超えるため税金は約90万円発生しますが、手取り率は97%。退職金の税制優遇がいかに強力かを実感する金額帯です。
退職金3,000万円の使い道
3,000万円の退職金は人生の「第2ステージ」の資金。住宅ローン完済(残っていれば)+NISA運用(1,800万円枠フル活用)+生活防衛資金(500万円)+趣味・旅行資金(500万円)というバランスが理想的です。
退職金3,000万円の活用ポイント
- 勤続35年の退職所得控除は1,850万円。退職所得=(3,000万-1,850万)÷2=575万円。所得税約59万円+住民税約57.5万円
- 3,000万円のうち1,800万円をNISAの生涯投資枠にフル投入すると、年利5%×15年で約3,740万円に成長(非課税)
- 退職金受取後は住民税が翌年に一括請求されます。3,000万円の退職金なら翌年の住民税は約57万円。納税資金を確保しておきましょう
他の退職金額の税金
最終更新日: |出典: 国税庁 退職金と税
よくある質問
退職金3,000万円の税金と手取りは?
勤続35年の場合、所得税約59万円+住民税約57.5万円=合計約116万円。手取りは約2,884万円(96.1%)。退職所得は分離課税のため、給与所得と合算されず、税率が抑えられます。
退職金3,000万円は上位何%?
厚労省の調査では、大卒・定年退職者の退職金中央値は約1,900万円。3,000万円は上位20%以内の水準であり、大手企業の管理職経験者に多い金額です。
退職金3,000万円の資産運用プランは?
①NISA生涯枠1,800万円をフル活用(インデックスファンド)、②個人向け国債500万円(安全資産)、③生活防衛資金500万円(普通預金)、④自由資金200万円(旅行・趣味)。攻めと守りのバランスが重要です。
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ご注意
本ページの計算結果は概算です。実際の退職金の税額は、退職所得の受給に関する申告書の提出状況、他の退職所得(iDeCo等)との合算、勤続年数の端数処理により異なります。正確な金額は税理士にご確認ください。 計算は国税庁の情報に基づいています。