年金受給額シミュレーション

年収と加入期間を入力するだけで、65歳からの年金受給額を自動計算します。

最終更新: 2026年3月|2026年度年金額改定反映済み

会社員は老齢基礎年金+老齢厚生年金、自営業は老齢基礎年金のみ

65歳
60歳(繰上げ) 65歳(標準) 75歳(繰下げ)
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このツールでできること

年収と加入期間を入力するだけで、65歳からの老齢基礎年金と老齢厚生年金の受給額を自動計算します。 繰上げ受給(60〜64歳)・繰下げ受給(66〜75歳)の増減額シミュレーションも可能です。 年収別の年金額早見表も自動生成されるので、将来の年金額の目安がすぐにわかります。

使い方ガイド

  1. 加入区分を選択します(会社員 or 自営業)
  2. 会社員の場合、平均年収厚生年金加入期間を入力します
  3. 国民年金納付期間を入力します(未納がなければ40年)
  4. 受給開始年齢のスライダーで繰上げ・繰下げの効果を確認できます

年金の仕組み

日本の公的年金は2階建て構造です。 1階部分の老齢基礎年金は、20〜60歳の40年間保険料を納めると満額(2026年度: 月額70,608円)を受け取れます。 2階部分の老齢厚生年金は、会社員・公務員が上乗せで受け取る年金で、現役時代の年収と加入期間に応じて金額が決まります。

出典:日本年金機構 老齢年金の受給要件

計算式の解説

老齢基礎年金

満額(年額847,300円)× 保険料納付月数 ÷ 480ヶ月(40年)

老齢厚生年金(報酬比例部分)

平均標準報酬額 × 5.481 ÷ 1000 × 加入月数

※平均標準報酬額 = 加入期間中の月収(標準報酬月額)と賞与を含めた平均額。 本ツールでは年収÷12を簡易的に平均標準報酬額として使用しています。

出典:日本年金機構 報酬比例部分

具体的な計算例

例1:会社員・平均年収500万円・加入35年の場合

老齢基礎年金:月額70,608円(40年満額)

老齢厚生年金:(5,000,000÷12) × 5.481÷1000 × 420ヶ月 ÷ 12 = 月額約79,931円

合計:月額約150,539円

→ 年収500万円で35年働くと、65歳から月約15万円の年金を受け取れます。

例2:自営業・40年納付の場合

老齢基礎年金のみ:月額70,608円(満額)

→ 自営業は厚生年金がないため、基礎年金のみ。iDeCoや国民年金基金で上乗せの準備が重要です。

繰上げ・繰下げ受給の詳細

受給開始 増減率 月額目安
(満額ベース)
60歳-24.0%53,662円
62歳-14.4%60,440円
65歳(標準)±0%70,608円
68歳+25.2%88,401円
70歳+42.0%100,263円
75歳+84.0%129,919円

繰上げ: 1か月あたり0.4%減額 / 繰下げ: 1か月あたり0.7%増額

よくある間違い・注意点

  • 年金は「手取り」ではない:年金にも所得税・住民税・介護保険料・健康保険料がかかります。手取りは額面の85〜90%程度が目安です
  • 繰上げ受給は一生減額:一度繰り上げると、減額された金額が一生続きます。取り消しはできません
  • 厚生年金の上限:標準報酬月額には上限(65万円)があるため、年収が高くても年金は青天井には増えません

年金の不足分を補うには

年金だけでは老後資金が不足するケースが多いため、以下の制度で早めに備えることが重要です。

  • iDeCo:掛金が全額所得控除、運用益も非課税
  • 新NISA:運用益が非課税、いつでも引き出し可能
  • 退職金:税制優遇が大きい(勤続30年で2000万円→税率約2%)

よくある質問

老齢基礎年金はいくらもらえますか?
2026年度の老齢基礎年金の満額は月額70,608円(年額847,300円)です。20歳から60歳までの40年間(480ヶ月)すべて保険料を納付した場合にこの満額を受け取れます。未納期間がある場合は、その分だけ減額されます。計算式は「満額 × 納付月数 ÷ 480」です。
老齢厚生年金はどう計算しますか?
老齢厚生年金の報酬比例部分は「平均標準報酬額 × 5.481/1000 × 厚生年金加入月数」で計算します。平均標準報酬額とは、加入期間中の月収(標準報酬月額)と賞与(標準賞与額)を平均したものです。例えば平均標準報酬額40万円・加入30年(360ヶ月)の場合、年額約79万円(月額約6.6万円)になります。
繰上げ受給・繰下げ受給とは何ですか?
年金は原則65歳から受給開始ですが、60〜64歳で早くもらう「繰上げ受給」と、66〜75歳まで遅らせる「繰下げ受給」が選べます。繰上げは1か月あたり0.4%減額(最大24%減)、繰下げは1か月あたり0.7%増額(最大84%増)されます。繰下げで75歳まで待つと、65歳時の1.84倍の年金を受け取れます。ただし繰上げは一度選択すると取り消せません。
国民年金と厚生年金の違いは?
国民年金(基礎年金)は日本に住む20〜60歳の全員が加入する1階部分で、定額の保険料を納めて定額の年金を受け取ります。厚生年金は会社員・公務員が加入する2階部分で、給料に応じた保険料を納め、給料に応じた年金が上乗せされます。会社員は両方に加入しているため、老齢基礎年金+老齢厚生年金の2段構成で受給します。
年金だけで生活できますか?
2026年度の標準的な年金額(夫婦2人分)は月額約23.7万円です。一方、総務省の家計調査によると、65歳以上の夫婦世帯の平均支出は月約25〜28万円です。年金だけでは毎月2〜5万円程度の不足が生じるケースが多く、退職金・貯蓄・NISAやiDeCoなどの資産運用で補填を準備しておくことが重要です。

関連する計算ツール

ご注意

本ツールの計算結果は概算です。実際の年金額は加入履歴・報酬額・制度改正等により異なります。正確な受給見込額は「ねんきん定期便」または日本年金機構の「ねんきんネット」でご確認ください。 計算は国民年金法・厚生年金保険法・日本年金機構の情報に基づいています。