手取り計算ツール

年収(額面)を入力するだけで、所得税・住民税・社会保険料を差し引いた手取り額を自動計算します。2026年(令和8年)最新の税率に対応。

交通費を除く総支給額(源泉徴収票の「支払金額」)。国税庁:給与所得とは

万円
詳細設定(年齢・扶養・各種控除)

40歳以上は介護保険料(0.81%)が加算されます。厚労省:介護保険制度

16歳以上の扶養親族。1人あたり所得税38万円・住民税33万円の控除。国税庁:扶養控除

配偶者の年収160万円以下→配偶者控除、201万円以下→配偶者特別控除(令和8年分〜)。国税庁:配偶者控除

一般・介護医療・個人年金の3区分、各最大4万円(合計最大12万円)。国税庁:生命保険料控除

会社員上限: 23,000円/月。全額が所得控除の対象。iDeCo公式

年末残高の0.7%が税額控除(最大13年間)。所得税から引ききれない分は住民税からも控除(上限136,500円)。国税庁:住宅ローン控除

勤務先の所在地。健康保険料率が都道府県で異なります。協会けんぽ

通勤手当は月15万円まで非課税。社会保険料の算定には含まれます。国税庁:通勤手当

年収500万円の手取りは約392万円(月額約32.7万円・手取り率約78%)です。内訳は社会保険料約75万円、所得税約9万円、住民税約24万円です。年収300万円なら手取り約242万円(81%)、年収700万円なら約531万円(76%)、年収1,000万円なら約727万円(73%)が目安です(2026年・令和8年税制改正対応、国税庁「No.1410 給与所得控除」「No.2260 所得税の税率」に基づく概算)。

転職先から提示された年収が500万円。しかし、実際に毎月の銀行口座に振り込まれる金額は、想像よりもかなり少なく感じるものです。国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均年収は460万円(男性569万円・女性316万円)です。この平均的な年収でも、所得税・住民税・社会保険料という3つの「見えないコスト」により、手取りは年収の約78%にまで減ります。

このツールでは、年収を入力するだけで手取り額と内訳を瞬時に把握できます。2026年(令和8年)の税制改正で基礎控除が最大104万円に引き上げられ、多くの方で手取り額が増加しました。最新の税率で正確にシミュレーションできます。

手取り額の計算方法

手取り額は、額面の年収(総支給額)から税金と社会保険料を差し引いた金額です。以下の3つが主な控除項目となります。

1. 社会保険料(約15%)

健康保険料(約5%)、厚生年金保険料(約9.15%)、雇用保険料(0.5%)の合計です。給与から天引きされ、労使折半(雇用保険は労働者負担分のみ)で計算されます。

2. 所得税(累進課税)

所得税は、課税所得に対して5%〜45%の7段階の累進税率が適用されます。さらに復興特別所得税(所得税額の2.1%)が加算されます。

課税所得 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
330万円以下 10% 97,500円
695万円以下 20% 427,500円
900万円以下 23% 636,000円
1,800万円以下 33% 1,536,000円
4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

3. 住民税(約10%)

住民税は「所得割(課税所得の10%)」と「均等割(年5,000円)」の合計です(総務省:個人住民税)。前年の所得に基づいて計算され、6月から翌年5月に徴収されます。

2026年(令和8年)の主な変更点

令和8年度税制改正により、いわゆる「103万円の壁」が大幅に見直されました。

※ 基礎控除は合計所得金額により段階的に変動します(489万超→67万、655万超→62万)。当ツールは自動で適切な控除額を適用します。

年収別の手取り目安(2026年・独身の場合)

※ 39歳以下、扶養なし、その他控除なしで概算

年収 手取り目安 手取り率
300万円 約242万円 約81%
500万円 約393万円 約79%
700万円 約531万円 約76%
1,000万円 約727万円 約73%
1,500万円 約1,024万円 約68%

このツールでできること

個人事業主・フリーランスの方は個人事業主の手取り計算ツールをご利用ください。より詳しい所得税の仕組みは所得税・住民税計算ツールでも解説しています。

使い方ガイド

  1. 年収(額面)を入力:源泉徴収票の「支払金額」欄に記載されている金額を万円単位で入力します。クイックボタン(300万〜1500万)を使えばワンタップで入力できます。
  2. 詳細設定(任意):より正確な計算には「詳細設定」を開き、年齢区分・扶養人数・配偶者控除・iDeCo・生命保険料控除・住宅ローン控除を設定してください。
  3. 「計算する」をタップ:手取り額・月額手取り・内訳グラフが即座に表示されます。

よくある間違い・注意点

具体的な計算例

計算例①:年収500万円(30歳・独身・扶養なし)

前提条件:30歳、独身、扶養なし、iDeCo・住宅ローン控除なし

① 給与所得控除:500万 × 20% + 44万 = 144万円

② 給与所得:500万 − 144万 = 356万円

③ 社会保険料:500万 × 約15% ≒ 約75万円

④ 課税所得(所得税):356万 − 75万 − 104万(基礎控除)= 177万円

⑤ 所得税:177万 × 5% × 1.021 ≒ 約9万円

⑥ 住民税:(356万 − 75万 − 43万) × 10% + 0.5万 ≒ 約24.3万円

→ 手取り額:500万 − 9万 − 24.3万 − 75万 ≒ 約392万円(手取り率 約78%)

計算例②:年収800万円(45歳・配偶者控除あり・扶養1人)

前提条件:45歳(介護保険あり)、配偶者控除あり、扶養1人(16歳以上)

① 給与所得控除:800万 × 10% + 110万 = 190万円

② 給与所得:800万 − 190万 = 610万円

③ 社会保険料:約15.4%(厚年上限+介護込)≒ 約123万円

④ 各種控除:基礎控除67万 + 配偶者控除38万 + 扶養控除38万 = 143万円

⑤ 課税所得(所得税):610万 − 123万 − 143万 = 344万円

⑥ 所得税:344万 × 10% − 9.75万 × 1.021 ≒ 約25.2万円

⑦ 住民税:(610万 − 123万 − 109万) × 10% + 0.5万 ≒ 約38.3万円

→ 手取り額:800万 − 25.2万 − 38.3万 − 123万 ≒ 約614万円(手取り率 約77%)

※ 上記は概算です。実際の金額は国税庁の速算表でご確認ください。節税対策としてふるさと納税住宅ローン控除の活用もご検討ください。

年収別の詳しい手取り解説

各年収帯の手取り額・税金内訳・生活水準を詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

関連する節税・計算ツール

手取りを増やすには、使える控除を最大限に活用することが重要です。以下のツールで具体的な節税額をシミュレーションできます。

最終更新日:2026年3月(令和8年税制改正対応)

よくある質問

手取り額とは何ですか?
手取り額とは、額面の年収(総支給額)から所得税・住民税・社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)を差し引いた、実際に受け取れる金額のことです。一般的に、年収の75〜85%程度が手取りとなります。
この計算結果は正確ですか?
当ツールは2026年(令和8年)時点の税率・控除額に基づいた概算です。実際の手取り額は、勤務先の社会保険料率、お住まいの自治体の住民税率、各種控除の適用状況等により異なります。正確な金額は源泉徴収票や給与明細でご確認ください。
社会保険料はどのように計算されていますか?
当ツールでは、健康保険料(約5%)、厚生年金保険料(約9.15%、標準報酬月額65万円上限あり)、雇用保険料(0.5%)を個別に計算しています。40〜64歳の方は介護保険料(0.81%)が加算されます。実際の保険料率は、加入する健康保険組合や都道府県により異なります。
手取り額を増やす方法はありますか?
手取り額を増やすには、税制上の控除を最大限活用することが重要です。主な方法として、①iDeCo(個人型確定拠出年金)で掛金全額が所得控除、②ふるさと納税で実質負担2,000円で住民税を軽減、③生命保険料控除(最大12万円)、④住宅ローン控除(年末残高の0.7%を税額控除)などがあります。
年収と手取りの一般的な割合はどのくらいですか?
一般的に年収の75〜85%程度が手取りとなります。年収300万円で約81%、500万円で約79%、700万円で約76%、1,000万円で約73%が目安です。年収が高くなるほど累進課税により税率が上がり、手取り率は下がります。40歳以上は介護保険料が加わるため、さらに手取り率が低下します。
年収500万円で扶養家族がいる場合の手取りは?
年収500万円で配偶者控除あり・扶養1人(16歳以上)の場合、手取りは約415万円(手取り率約83%)です。独身の場合の約392万円と比べて約23万円多くなります。扶養控除(38万円/人)と配偶者控除(38万円)により課税所得が減り、所得税・住民税が軽減されるためです。
2026年の税制改正で手取りはどう変わりましたか?
2026年(令和8年)の税制改正により、基礎控除が48万円→最大104万円、給与所得控除の最低額が55万円→74万円に引き上げられました。年収500万円の場合、改正前と比べて手取りが年間約5〜8万円増加しています。特に年収178万円以下は所得税が非課税となり、パート・アルバイトの方への影響が大きいです。
ボーナスの手取りの計算方法は?
ボーナスの手取りは、額面から社会保険料(約15%)と所得税(前月給与に基づく源泉徴収税率)を差し引いた金額です。住民税はボーナスからは引かれません。詳しくはボーナス手取り計算ツール(/bonus-tedori/)で計算できます。
手取りを増やすためにiDeCoやふるさと納税はどのくらい効果がありますか?
年収500万円の会社員がiDeCoに月23,000円(年27.6万円)拠出した場合、所得税と住民税で年間約5.5万円の節税になります。ふるさと納税では控除上限額(年収500万・独身で約6.1万円)まで寄付すると、実質2,000円の自己負担で返礼品を受け取れます。両方を併用すれば年間10万円以上の実質的な手取り増加が可能です。詳しくはiDeCo節税シミュレーション(/ideco-simulation/)やふるさと納税シミュレーション(/furusato-nouzei/)をご利用ください。
新卒1年目の手取りが多く感じるのはなぜですか?
新卒1年目は住民税が0円のため、2年目以降と比べて手取りが多くなります。住民税は前年の所得に基づいて翌年6月から課税されるため、入社1年目(前年の所得がない)は住民税がかかりません。年収300万円の場合、1年目は2年目より月1〜1.5万円ほど手取りが多くなります。

ご注意

本ツールの計算結果は概算です。正確な金額は税理士等の専門家にご確認ください。 計算は国税庁「所得税の税率」、総務省「個人住民税」(2026年時点)の情報に基づいています。

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